水分補給にはお茶より水やジュースを
4 月 3rd, 2009ポリフェノールを多く含む「豆類・ナッツ類・ゴマ類」、カフェインの多い 「コーヒー」はもちろん、かの有名なカテキンを含む「緑茶」や「紅茶」「ウーロン茶」といったお茶類、そして「ココア」 や「チョコレート」も、摂りすぎには慎重になるべきです。
子どもには十分な水分補給が欠かせませんが、お茶よりは水やビタミン類の多いジュースを与え、寒い日にはココアよりホットミルク。おやつはタンパク質を含むクッキーやプリンで糖分の効果的な補給を図り、チョコレートを食べたかったらチョコはチョコッと。
緑茶の緑、赤ワインの紫など、ポリフェノールは植物の色素に含まれることが多く、チョコレートの茶色はエビカテキンです。チョコレートの原料・カカオには「エビカテキン」という抗酸化物質が含まれ、その量は緑茶の四倍もあります。子どもが食べるならエビカテキンを含まないホワイトチョコレートのほうがまだよいといえます。
最近では黒ゴマなど「黒い食べ物」紅大人気ですが、子どもにはあまりおすすめできません。黒っばい食品=大人にはよくても、子どもはほどほどにと考えるといいでしょう。
ただしポリフェノールは、米や野菜や果物など、それこそ植物出身の食品全般に含まれる物質なので、「絶対摂ってはダメ」とヒステリックになるのではなく、「なるべく摂りすぎないようにする」 のが賢明な態度です。
大豆食品にしてもそう。大豆は「畑のお肉」とも称されるように、植物怪でありながらアミノ酸バランスの面でも栄養効率の面でも、肉類にも匹敵するほどの良質なタンパク質を含みます。その「恩恵」 にはあずかりながら、「害」はなるべく遠ざけるのが、どんな食材にも通ずる賢い食べ方なのです。子どもが食べるなら納豆より豆腐、でも納豆だって少し食べるくらいはOKというように、大らかに考えましょう。
よほどの有害物質を含まない限り「ひとかけらでも口に入れたとたん、病気になる・死んでしまう・脳が育たなくなる」などという食品は、少なくとも自然界にはそうはありません。だから食べるものはなるべく自然の「生き物」から摂ったほうがいいのです。
植物性にしろ、動物性にしろ、私たち人間がこの地球に同じく生きる「いのち」をいただきながら生きる以上、その植物には植物なりの、動物には動物なりの、事情や「いいところ・悪いところ」があって当たり前。そこを踏まえたうえで、なるべく子どもにとって「いい栄養」を、冷静に選ぶことが、親のつとめなのです。親たちが神経質になりすぎて「食べるのが大嫌いな子」 になってしまったら、元も子もありません。